高浜原発プルサーマル、保安院院長が理解──福井知事と会談
経済産業省原子力安全・保安院の薦田康久院長は28日、福井県庁で西川一誠知事と会談した。薦田院長は関西電力の2004年の美浜原発3号機(福井県美浜町)の死傷事故以降の安全対策について「再発防止策が永続的に実施できる仕組みに向けて着実に進められている」と評価。関電がめざす高浜原発(同県高浜町)でのプルサーマル計画再開を、国として事実上容認した。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002283.html
西川知事はプルサーマル計画再開の前提として、関電に(1)美浜事故への誠実な対応(2)原発のトラブルの減少対策(3)高経年化(老朽化)対策(4)耐震安全性の確保――の4項目を要望。保安院にも国の取り組みの説明を求めていた。
薦田院長は地震対策について、原発が集中立地する若狭湾で今年度中に海上音波探査をする意向を示した。高経年化対策でも原発の検査制度を強化して「国がより前面に出て、責任ある関与ができる」と説明した。
会談後、西川知事は記者団に「今日は国から原子力の安全性に関する全体の話を聞いた。これを受けて、関電がどのような話をしてもらえるのかということになる」と述べ、関電の安全対策の提示を待って再開の是非を判断する考えを示した。
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