内規違反:もんじゅと高浜原発、各1件 事業者へ改善求める--保安院検査 /福井
◇「監視」
高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)と、関西電力高浜原発(高浜町)で、国の保安規定に基づき電力事業者が設置した内規に違反した事例がそれぞれ1件あったことが、原子力安全・保安院が今年1~3月に行った保安検査で分かった。同院は、4段階ある違反の最低レベルである「監視」と判断し、各事業者へ改善を求める。
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080425ddlk18040399000c.html
もんじゅでは、昨年8月に2次系ガスサンプリング型ナトリウム漏えい検出器で誤警報が起きた際、不具合を内部で情報共有するための報告書を、プラント1課長が作り忘れていた。同院は「他のルートで情報は伝わっており、実質的な影響はなかった」としているが、同機構が設けた規定に違反していた。
高浜原発では昨年8月下旬、1号機補助建屋屋上と原子炉格納容器外壁の階段と通路に設けた「放射線管理区域」を、放射線量率を測定せずに解除。今年2月まで1度も測定しないまま放置していた。実際の放射線量は基準値以下だった。同院によると関電は「1号機は放射線遮へい工事が済んでいたので、8月下旬に2号機の運転を止めた時点で安全と判断した」と説明しているという。
もんじゅについては、ナトリウム漏えい検出器の施工ミスや通報遅れと合わせ、今回の事例も5月下旬から始まる特別保安検査で検査する。
原子力機構によると、検出器の施工ミスは20日現在で21本になった。【酒造唯】
毎日新聞 2008年4月25日 地方版
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