原発7号機運転再開、最終判断を前に知事が現地視察
泉田知事は30日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所を視察した。知事は耐震補強、相次ぐ火災を受けての防火対策には一定の評価を示したが、7号機の運転再開容認については、「現場の状況を見ただけ」とし、現場では自らの判断を示さなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20090430-OYT8T01264.htm
知事の視察は、中越沖地震の発生当日(2007年7月16日)以来。この時期に視察した理由について、知事は「国と県技術委員会で、耐震安全性についての考え方が一応まとまったため、この目で現場を見る必要があると思った」とした。
知事は東電の武黒一郎副社長や高橋明男・原発所長の案内を受け、約1時間半にわたって、7号機原子炉建屋の耐震補強の様子や、4月11日に火災のあった予備品倉庫などを視察した。
視察後、知事は報道陣の取材に応じ、最も復旧の進む7号機について「震災前と変わらない。デジャブ(既視感)のようだ」と話した。耐震補強についても、「少なくとも、これは危ないという感じは持たなかった」と述べた。
防火体制については、「(防火の)責任関係が明確にされていた。(改善)計画書が現実に動かされている」と語った。ただ、5月7日の県議会の全員協議会で運転再開を容認する考えを示すかどうかについては、「判断を固める作業を今やっている」と述べるにとどめた。
(2009年5月1日 読売新聞)
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