東電2年連続赤字 845億円柏崎原発停止響く
東京電力が三十日発表した二〇〇九年三月期連結決算は、原油高で燃料調達費が増えたのと柏崎刈羽原子力発電所の運転停止が響き、純損益は八百四十五億円の赤字だった。赤字は二年連続。売上高は前期比7・4%増の五兆八千八百七十五億円で、燃料調達費の増大に伴う電気料金の値上げが増収要因となった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009050102000077.html
柏崎刈羽原発の停止による収益への影響は、重油や液化天然ガス(LNG)を使う火力発電所の稼働率引き上げや、復旧費用などで計約六千五百億円。しかし、千三百億円のコスト削減効果などで、純損失は〇八年三月期の約千五百億円より赤字幅が縮小した。
一〇年三月期の見通しは、近く再開を目指していた柏崎刈羽原発7号機が、地元の新潟県の了承が得られていないことから本格稼働のめどが立たず、利益部門の予想を公表しなかった。売上高は原油下落による燃料調達費の減少で電気料金の値下げ傾向が続くことから、前期比12・9%減の五兆千三百億円を見込む。
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