ウラン燃料確保へ動き急=原発建設機運の高まりで-日本企業
電力会社やプラントメーカーなど国内の原子力関係企業が、ウラン資源確保へ動き始めた。世界的な原子力発電所建設機運の高まりで燃料となるウラン資源の需要が急増、安定した燃料確保が電力の安定供給や競争力強化の上で不可欠となっているためだ。
http://kankyomedia.jp/news/20090501_1338.html
世界の原発は2008年12月末現在で436基。二酸化炭素(CO2)を排出しない大規模なクリーン電源として、さらに今後、計151基が新たに建設される計画だ。
このため燃料となるウラン鉱石や濃縮ウランへの需要も急増、獲得競争が激しくなっている。その大半を海外に頼っている国内電力各社にとって、中長期にわたっての安定的な燃料確保は必須課題だ。原発メーカーにとっても、顧客への燃料供給がプラント受注の成否を握るカギとなっている。
東京電力と東芝は、2月にカナダのウラン生産会社への出資で合意、権益の2割を取得した。関西電力も仏原子力大手アレバのウラン濃縮事業に出資、日立製作所もカナダの資源大手と提携するなど、燃料確保に向けた動きは活発だ。
こうした動きを日本政府も全面的に支援する構えで、ロシアとは原子力協定の締結で交渉中。締結されれば、ウラン濃縮の委託などに弾みが付き、日本企業には追い風となりそうだ。
スポンサードリンク