新潟 条件付き原発再開容認へ
おととし7月の新潟県中越沖地震で被害を受けた東京電力の柏崎刈羽原子力発電所について、新潟県の泉田知事は「原発の安全対策を改善する」という条件付きで運転再開を認める意向を表明しました。
http://www.nhk.or.jp/news/k10015819371000.html
おととし7月の新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎刈羽原発では、すべての原子炉を停止して点検や修理が続けられ、このうち最も作業が進んだ7号機については、ことし2月、国が安全性を確認し、東京電力は地元に運転再開への了解を求める申し入れを行っています。7日に開かれた新潟県議会の全員協議会で、泉田知事は「東京電力の火災や地震に対する安全対策をおおむね了解した」として、原発の運転再開を認める方針を初めて表明しました。そのうえで、泉田知事は「完全無欠の原発というのはありえず、安全性を高めていく不断の努力が求められる」と述べ、国と東京電力に対して運転再開を認める条件として安全対策の改善を求めました。泉田知事は、8日、東京電力の清水正孝社長を県庁に呼んで、運転再開の了承を伝えるとともに、安全対策の徹底をあらためて要請することにしています。これを受けて、東京電力では、柏崎刈羽原発の7号機について、しだいに出力を上げていく試験運転を始める見通しで、安全が確認されれば営業運転を行うことにしています。新潟県の泉田知事が柏崎刈羽原子力発電所の運転再開を認める意向を表明したことについて、二階経済産業大臣は「7号機の運転再開により、関東圏におけることし夏の電力供給に対する懸念が軽減されるものと期待している。今後、7号機においては、原子炉を起動し、プラント全体の機能試験を実施することになるが、地震後長期間停止していたことなどから、通常の起動試験よりも慎重に安全確認を行う」というコメントを出しました。
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