柏崎原発の再開容認、新潟知事
平成19年7月の新潟県中越沖地震後、全7基が停止中の東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)のうち、地震後初となる7号機の運転再開について、県議会の全員協議会が7日開かれ、泉田裕彦知事は事実上の運転再開となる起動試験(試運転)に同意する考えを表明した。
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090507/env0905071059000-n1.htm
泉田知事は「無資源国日本で当面は原発に依存せざるを得ない。新潟県は原発と共存する道を選択すべだ」と述べた上で、「現在の知見で予想される地震に対し、最大限の対応がなされている」と7号機の耐震安全性を評価した。
柏崎市と刈羽村はすでに容認しており、これで地元了解が出そろった。これを受け、東電は週内にも7号機の起動試験を始め、地震から約1年10カ月ぶりに原子炉が稼働する。起動試験は40~50日かかる見通しで、4段階で100%まで出力を上げて異常がなければ、6月下旬にも営業運転に入る。
柏崎刈羽原発は中越沖地震で被災し、設計時に想定した最大の揺れを全基で上回った。起動・運転中の4基は自動停止し、原子炉の安全は確保されたが、所内変圧器で火災が発生し、微量の放射性物質が海や大気に漏れた。東電は2月、被害の少なかった7号機の復旧点検を終え、国も安全性を認めた。だが地震後、構内で9件の火災が相次いだため、泉田知事は防火対策の徹底を求め、運転再開論議が凍結されていた。
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