国内初のプルサーマル開始へ 九州電玄海3号機、5日起動
九州電力は4日、佐賀県玄海町の玄海原発3号機(加圧水型軽水炉、118万キロワット)の原子炉を5日午前に起動させ、運転を再開すると発表した。5日夜にもウラン燃料とプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の核分裂が連続的に起こる臨界に到達させ、9日に発電を開始する見通し。国内初のプルサーマルが事実上スタートする。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/198129.html
運転再開後、臨界時に出力をコントロールする制御棒の効きや、中性子を吸収するホウ酸濃度などを国が確認し、問題がなければ発電を開始。
段階的に出力を上げて調整運転を進めた後、出力の安定性や炉心の性能などを調べる経済産業省の検査を受ける。合格すれば、12月2日に通常運転に復帰し、プルサーマルによる発電を本格稼働する予定だ。
また、九電は燃料の漏れがないか調べるため計測している1次冷却水中のヨウ素濃度を週に1回程度、ホームページ上で公開する方針で「今後も安全を最優先に作業を行う」としている。
九電は8月末から3号機の定期検査に入り、10月中旬にMOX燃料の装てん作業を実施。ウラン燃料集合体193体のうち80体を交換し、新たに装てんした燃料集合体の一部、16体をMOX燃料とした。
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