米大統領、原発建設への債務保証を発表 ジョージアに2基
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は16日、メリーランド州での演説で、ジョージア州の原子力発電所に原子炉を新設する計画に、政府が83億ドル(約7500億円)の債務保証をすると発表した。米国内では1979年のスリーマイル島の事故以来、原発の新設が凍結されていた。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN201002170005.html
保証の対象となるのは、電力大手サザン社がジョージア州オーガスタ近郊の施設に建設する原子炉2基。完成すれば55万世帯、140万人の電力需要をまかなうことができる。当局者らによれば、建設工事要員として3500人、稼動後にも常勤従業員850人の雇用が創出される見通し。
オバマ大統領は演説で、「これは始まりにすぎない」と強調。「全米でクリーンエネルギー事業への支援を続ける」と述べた。
原発建設の再開をめぐっては、共和党を中心とする推進派に対し、安全性や環境への影響を懸念する民主党左派からの抵抗が強い。大統領は反対意見があることを認めたうえで、「エネルギー需要の増大に対応し、気候変動による最悪の結果を防ぐために、原子力による電力供給を増やす必要がある」と訴えた。
また、チュー・エネルギー長官は記者団との会見で、現在の原発はスリーマイル事故当時よりもはるかに安全性が高まっている、と説明。オバマ政権が引き続き、原発関連でさらに数件の融資保証を検討していることを明らかにした。
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